がんの最新治療が話題ですね。健康診断の読影の精度も年々進歩しています。治療の成功には早期発見が大切です。がん検診には5つの検査があります。肺がん・胃がん・大腸がん・子宮頸がん・乳がんの5つです。がん検診は職場で受けるものと、自治体による検診があります。自治体では検査費用の補助をしていて、無料クーポンを配布していますので、この機会を利用することが早く発見するためには重要となるでしょう。

近年増えているのが肺がんで、男女を問わずに年に1度受けるべき検診とされます。がん検診の対象となるのが40才以上で、ハイリスクの人とハイリスクで無い人で検査の内容が少し違ってきます。ハイリスクというのは喫煙指数が400および600以上で、この指数は(1日に吸うタバコの平均本数×喫煙年数)で導き出せます。

ハイリスクではない人は問診と胸部x線だけですが、ハイリスクの人の検査は問診と胸部x線検査に加えて、喀痰細胞診が行われます。さらに異常が見つかった場合には、精密検査で胸部CT検査と気管支鏡検査をし、検査内容はそれぞれの状況によって異なります。