癌の治療前の段階なのですが、告知は家族から伝えて下さいと病院側から言われました。
私たちが戸惑っている間に、病院側は治療計画をどんどん進めていくのですが、内容はほぼ頭の中に入っていない状態でした。
本人に告知せずに治療をするのは無理なのですが、なかなか本人には言えず、数日間家族みんなで眠れぬ日を過ごし悩みました。
結局、本人に告知せずに治療は始まらないことと、病院の検査内容で本人も薄々と気がついたようです。
本人は手術さえ出来たら治療できると思っていたので、逆に大丈夫だから心配しなくても良いと、私達を慰めてくれました。
でも、見つかった癌の大きさはかなり大きく、手術で取り除けるタイプの癌ではなかったんです。
幸い、大きさのわりには他の臓器にはがんの転移はなく、放射線治療をすることになりました。
治療の効果もあって、癌は早い段階で小さくなりました。
大切な人が癌になっても悲観せず、１日でも早く前向きに治療することをおすすめします。
告知の段階で担当医から言われますが、5年生存率はその人次第なのであまりあてにはなりません。
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