結婚が決まったと同時に分かった義父の肝臓がん。義母も家内も看病に入るために、結婚式を延期しようかと思いました。
しかし、義父の一言。
「せっかく決まった結婚式なので、延期することはない。」
そして、身体全体が痛いにも関わらず、押して結婚式・披露宴に出席。
式が終わると、すぐに病院に直行。
それくらいに悪化していました。
東京都内の病院に入っていましたが、それからが毎日、看病になりました。
放射線治療が続き、次第に身体がやせ細っていく義父。
義母も私達のマンションから、毎日、病院に通っていました。
家内も仕事を休職しての看病でした。
病院の治療だけでは体力が落ちて行くことが目に見えていたので、栄養価の高い食事も用意。
併せて、民間療法でがんに効きそうな漢方薬、サプリメント等も取り寄せて摂取してもらうことにも専念したのです。
がん治療専門の病院ではあったものの、末期がんにて、余命3ヶ月と言われていた義父は、1年は生き延びたのです。
しかし、その後に他界。
今でも家内や義母と義父とのことを思い返すのですが、病院の治療だけでなく、がんに効くというものがあれば、何でも試してみるということをしていました。
看病に費やした時間は、ある意味とても良い充実した時間でもあったと思います。
- 子どもが肺炎で入院した時
- 難病での入院は貴重な経験になりました。